イキについて
各人の人体で実感していただきたい。
・目
目は二つございます。
左の目だけならば左の目だけの映像、右の目だけならば右の目だけの映像となります。
(脳の処理等々ございますが。ここに火水もございます)
左右の目ございますから片方のみで見れば、片方からしか見えず一方となりバランスがよくない。
二つ目見開らけば片方づつで見ていた映像より見得る。
二つの映像が合わさり“一つ”に見えます。
左右二つで一つという実感ができるのです。
これに霊的なもの(心の目含め)をあわせることにより、より観得るコトが推察できると存じます。
・手足
手、足にしましても一本では、ある動きしかできません。
二本となりますと、走ることができたりする。
手、足ならば叩くことができる。
両手で叩けばオトを鳴らす(拍手)ことできます。
新たなコトをうみだすことができるのです。
(因みに手二本足二本合わせて人は四本でございます)
・鼻
鼻は一つですが穴は二つあるのです。
左右の気が合わさり一つになる(嗅ぐこともできる、アジにもつながる)。
無意識で人体がしていることも偶然ではなく法則に適っているのです。
そして呼吸(イキ)につながる。
とても重要でございます。
呼(は)いてから吸うのではなく、吸ってから呼(は)くのです。
続いて呼(は)くから吸う(連なり続く)。
この+−の関係が不二なのでございます。
イキするから体内で動き(巡り)血気流等がまわります。
イキあるから言を発することができる。
イキとはとても大切なのです。
・イキするところに円がある
イキする(和し動く)ところに円がある。
宇宙の流れにしても同じく円、回転(ウズ)している。
物質的な意味でなく霊的意味においてもです。
(霊的意味が主、真。その投影が物質的側面として現れるといふ順序(〇九十)を忘れてはなりません)
呼吸を止めれば少しでも苦しいと存じます。
人間でもこの苦しさなのです。
これを拡大(縮小)して考えてみていただきたい。
(家族、社会、日本、世界、地球、太陽系へとまた人体の細胞等の物質レベルへと)
排泄物につきましても“地球という大きな器で循環をしている”のでございます。
・イキ渡らないから苦しい
世界を観ましても途上国の人までイキ(歓喜)渡らないようにしてるから苦しいのでございます(また貧しい人々からさらに奪っている構造があるのです。さらに国ごとに心(キ)おろそかにしカネに巻かれ虐げられております)。
地球の天恵とはある団体のモノではないのです。
土地にしましても我々人のモノは一つもないのです。
強欲、ワレヨシがどれだけ地球に住まう仲間たちのイキを詰まらせているかココからも観渡せるでしょう。
つまりイキをさせてない(してない)から乱れ苦しみがある。
道理でございましょう。
イキを意図してさせてない人たちは調和の法則から外れるものであり悪なのです。
そして肉のみに囚われ外道となり魔となる。
このように実際にワザワザイキをさせないようにマコトの調和繁栄を邪魔をしているからイキ苦しいのです(霊的に詰りケガレているという証明。霊的ケガレが肉的ケガレ、行為行動して現れる)。
つまり戦争や殺し騙しをしているところはそれだけ霊的にケガレているといふことなのです。
・隅々まで行き渡る
行き渡ることにより神心(無限歓喜)に適い益々栄え喜びが回転するのです。
(全体がよくなれば個がさらに栄え喜びうれしうれしとなる)
イキをすればさらに“隅々(十)”まで響き合いうれしいのです。
これも置いておきます。
吸うこと呼(は)くことは同じことなのです。
でも違うことなのです。
吸えばうれしい、呼(は)けばうれしい。
また吸った分だけしか呼(は)けないのです(十。バランス)。
*『はく』は吸の対、呼をつかっています
・同じように見えても段階が異なる
段階についても同じ回転、動きに見えますが“長い目”で見ればより発展し弥栄しているのです
ですが順序を守らないと段階に上がれません。ゆえに順序(霊主体従)法則(十善、五つの働き)を守るといふことが大切なのです。段階があるといふことはさらに先(幸)があるといふことなのです。歓喜は無限でございますから完成から大完成へ弥栄とナリナルのです。
・夫婦仲良く
男女(性差)もございます。
男性と女性が和すことにより、新しい命がうまれるのでございます(肉的意味だけはございません、重要な霊的な意味でもです。ゆえに夫妻とはかけがえない大切な存在なのでございます)。
男女がイキを合わすことでより大きなよろこびがうまれるのです。
夫も大切、妻も大切。夫婦和しさらに楽しうれしい。
各々個人の肉体も同じく霊肉があわさりマコトゝするコト(九十)によりよろこびがうまれるのです。
これがこの世のひとつの法則なのです。
(つまり歓喜が基。キ、イキ、ケ、ス)
・いまだに平面、肉に囚われる人々
現在の人たちは肉の世界だけしかなぜか信じておりません。
政治、経済にしましても肉的レベルに囚われていますからケガレ当然詰まる(神、霊がないなら歓喜なく一方的でございましょう)。
外的な変化ばかり気を向け内的な動きには気を向けない(向けれない)。
ゆえに心がなく歓喜(神)ないのですから、心ない行為、行動をするのです。
霊なく肉を中心(物質中心)と慢心、錯覚しておられるから肉本位の行為、行動をしてしまうのです。
ゆえに傲慢になり、人が一番偉いとでもいふように横柄になり命に対する尊さ感謝もなくなってしまう。
道理でございましょう。
物質平面でいくらしましてもマコト(心、ゝ霊肉)がないから順も乱し悪ばかりとなりケガレ、さらにヨドミ詰まりばかりなのです。
悪臭(悪習)がタダヨウばかり。
つまりゝしてケガレを祓い(改心改善)イキをしてないから苦しいのです。
霊肉を和せば、今迄肉でしかしりえなかった有限世界が、より立体として無限に広がるのでございます。
この感覚が少し実感できたでしょうか。
霊が基でございます日に向かいください。
・さらに発展させてみましょう
今度は逆に目をつぶってみていただきたい。
外的な映像はなくなりますが、内的空間をより観る事ができるのです(見えなくなりますが観得てくるのです)。
これが大切なことであり、“心、霊の動きを知ること”ができる。
またさらに五感、超五感(超五官器)をより感じることができるのです(各器官に集中できる。三昧)。
これにより外的、内的なコトをメンメメンメ知ることができるのです。
・イキを整えるには
この世とは肉体も汚れるように霊の汚れも積み積もるのです。
ゆえに日々感謝内省をし祓わないとケガレることになる。
(祓わないと気付かない内に傲慢、高慢、ワレヨシになってしまいます)
イキのバランスを整へること(呼吸もキ整へると心が落ち着くでしょう)が十善の法則であり、五つの働き(『かへりみる、はぢる、くゆる、おそる、さとる』)であります。
それにより改善点を観出すことができるようになる。
つまり“改善点をミ出せるゆえに”日々改善させていただける
改善できるといふことは発展できるのです。
よりよく念じるところにさらなる発展があるのです。
口、心、行を一致させゝして霊肉和することでもあるのです。
ケガレを祓うには、感謝し祝詞を唱(十七)えください。
ひふみ神示をうれしうれし声を出しお読みください。
初歩、基本でございますが、とてもとても重要なことでございます。
少しでも御役に立てれば幸いでございます。
お読みくださりありがとうございました。
――― 関係帖 ――――
富士の巻 第三帖 (八三)
――― ここまで ――――
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