四番目の時代とシンボルについて
神々の指紋(グラハム・ハンコック著)には、
(有名な本であるから詳しくは割愛)
“過去、金の時代、銀の時代、銅の時代あり、そして現在が鉄の時代。“
とある。
下記によれば現在は『四番目の時代』という内容もある。
<引用ここから>
『ホピ族の神話より』
最初の世界は人類の過ちのため、
天と地下からの火ですべてが燃やされ破壊された。
第二の世界の場合は、地球の軸がひっくり返り、
すべてが氷で覆われた。
第三の世界は世界的な洪水で終わった。
現在は第四番目の世界だ。
この時代の運命は、
人々が創造主の計画に沿う行動をとるかどうかで決まる。
(『神々の指紋』より)
<引用ここまで>
霊界の巨人エマニュエル・スウェーデンボルグの(私は霊界を見て来た)本にも同じく。
<引用ここから>
「初めに霊界に現れた霊らは、とくに霊的開眼の進みある者ならん。よって彼らは、洪水による死に先立ちてこれを予感し、彼らの霊肉体を離脱して霊界に現われたる者なり」
彼は、この話に続けて人間界と霊界との関係に黄金時代、白銀時代、青銅時代が過去にあり、現在は鉄の時代になっているのだといった。
<引用ここまで>
とある。
さて、どうお感じになるだろうか。
次の『シンボル』についてですが、
下記をまずは読んでいただきたい。
<引用ここから>
『私は霊界を見てきた』
エマニュエル・スウェーデンボルグ著
V 霊界の文字の驚異
言葉のある霊界に文字も存在することは世間の人々の想像するとおりだ。
だが霊界の文字は、その示の姿形や使われ方など色々な面で人間界の文字とは相当大きな相違がある。
その相違のもっとも大きな点は霊界の文字には、この世のものに比べて曲線が多く、文章を見たときの全体的印象としてもやはりそういう感じを受けること、もうひとつは、いろいろな意味を含めた象徴として数字が使われること、それに霊界の言葉と同じように霊界の文字は人間界の文字に比較すれば、数少ない文字の中に非常に沢山の意味を込めることができることである。
霊界の文字は複雑で微妙、精妙なので、いまこの世に還って、この手記を書いている私に正確に全てを憶い出すことはできないのだが、その文字の含む意味とか使われ方の例だけを人間の文字に直して示せば次のようになる。
『11
つきなる状態のとき霊と交わす。
参ありや……』
(中略)
文章は「つぎの状態(霊の状態のこと)の良好な時に霊と想念の交通をおこなう、これに参加する気があるか……」とだけ云っているようにしか見えない。
しかし実は、この文章の中には、人間の文字で直せば、おそらくは一冊の本になるほどの意味が含まれており、この文章を読む霊にはそれが解るのである。
その理由は、さっき数字の中に多くの意味があるといったのと同じで、その線の曲がり具合、書かれてある位置、前の字と次の字との間隔、字の大きさや傾斜、同じ字でもその姿や形のわずかな違いなどの中に霊たちは多くの意味を込め、これを相手に伝えることができるからだ。
この例の中にも、どの団体のどの霊からどの団体のどの霊にあてた文章か、また、想念の交通の霊をする相手の霊はどこのどの霊か、それは何時するのか、また、その相手の霊はどのような性格の霊か、また、何故するのかといった当面の必要なことは全て含まれている。
そして、そればかりでなく、いま書き手の霊の団体はどのくらいの霊がいて、どこに所在し、どんな状態にあるか、その団体の全部の霊の性格はどうかが何十万という個々の霊について書かれているのだ。
こんなことは人間界ではとても考えられないかもしないことであるが、これら全てはさっきいった字の曲線の曲がり具合や字の配置……等々の中にちゃんと意味として入っているのである。
むろん、この文字を読めば読み手の霊には書いた霊の顔が浮かぶばかりか、書いてあることによては、それがイメージとして彼の視界の中に表象されて現れてくるのである。
(中略)
なお、霊界の文字がエジプト神聖文字やギリシャ文字と類似した感じをいだかせる理由は、太古のさらに太古、まだ人類が文字をもたなかった頃には彼らは霊界の文字を借りて使っていたというから、その名残りが神聖文字のような古代文字に残ったのかも知れない。
霊界の文字が霊界の言葉と同じように多くの意味を含む、その含み方はやはり言葉の場合と似ている。
そして、また表向きの意味よりさらにその奥にそれを書いた霊の感情や意思、知性などせ表すうえでも言葉のときと似ているのである。
つまり曲線や字の姿形、配置で文字の表面の意味以上のものを表わすと同時に、文章の中に含まれる諧調(霊界の文字では、これは音楽のリズムのように音として耳に聞こえる場合さえある。つまり“文字は聞こえる”のだ!)や文字の選び方の中にちゃんとこららが自然に出てくるのである。
<引用ここまで>
神示も『数字・シンボル・文字』で構成されている。
日月神示新版前の岡本三典氏の『あとがき』にあるのだが、ペトログラフの文字等との関連性。
文字が語り出す時代なのでしょう。
いろいろ打ちたいことは山ほどあるのだが…
今回は三点。
1)コトバにはイメージが籠められている。
2)万年単位の時間・空間だということである。
そして、このような“世界”があることをまずは認識していただきたい。
人とは肉のみではない。
3)霊があり肉が動き、霊の奥には神がおられる。
現在の人々は『神・仏』と言えどもカタチでだけで実(ジツ)がなく、冠婚葬祭(イベント)のみとなっている。
しかも肉に囚われ、社会では騙し、殺しは当たり前である。
親殺し、子殺し、政治、環境、戦争等々。
ジツにありえないことであります。
結びとして。
このようなさまざまな情報がでてきた昨今、一人一人が意識を変えなくてはならない時期ではないでしょうか。
ということをまずは記し。
お読みいただきありがとうございました。
了。
――― ここから補足 ――――
カバラ(セフィロトの木)においても『43(50、50の門)』という数字がある。
求心力的(遠心力的)に向かう4重の世界があり、それぞれが10の構成をしている。(4*10)
その外に3。
(詳しくはカバラの本を読んでいただきたい。ただ魔術的な本もあるために“土台”がないと読み解けない。目的を見据え“道から外れないよう”願いたい)
このような関連した“数字”がたくさんある。
数字とはメッセージでありコトバである。
――― ここまで ――――
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