旧九月八日からの礼拝の仕方

松の巻 第二十一帖(三一二)

旧九月八日からの祝詞は初めに、ひとふたみ唱え、終りに百千卍(ももちよろず)宣(の)れよ。お神山(やま)作る時は、何方(どちら)からでも拝める様に しておけよ。一方から拝むだけの宮は我れよしの宮ぞ。何もかも変へて仕舞ふと申してあろうが。神徳貰へば何事も判りて来るのざぞ。要らんもの灰にするのざ ぞ。息乱れん様にせよ。七月七日、アメのひつくのかみ。

*アメの巻 第十七帖 (三五一)を参照あれ



マツリの巻 第十四帖(四一八)

 旧九月八日から、まつり、礼拝、すっくり変へさすぞ、神代までにはまだまだ変るのぢゃぞ。祓は祓清めの神様にお願して北、東、南、西、の順に柏手四つづつ打ちて祓ひ下されよ。神国の乱れ、こえキから。世界の戦争、天災皆人民の心からなり。人民一人に一柱づつの守護神つけあるぞ、日本真中、ボタン一つで世界動くぞ。八月十九日、一二



マツリの巻 第十五帖(四一九)

 旧九月八日からの当分の礼拝の仕方書き知らすぞ、大神様には、先づ神前に向って静座し、しばし目つむり、気しづめ、一揖(いちゆう)、一拝二拝八拍手、数歌(かずうた)三回、終りて「ひふみ」三回のりあげ、天(あめ)の日月の大神様、弥栄ましませ、弥栄ましませ、地(くに)の日月の大神様、弥栄ましませ、弥栄ましませとのりあげ、終って「誓の言葉」ちかへよ。終りて神のキ頂けよ、三回でよいぞ、終りて八拍手、一拝、二拝、一揖せよ、次に神々様には一揖、一拝二拝四拍手、数歌三回のりて、百々諸(もももろ)々の神様弥栄ましませ弥栄ましませ、と、宣りあげ、終りて「ちかひの言葉」ちかへよ。終りて四拍手、二拝一揖せよ。霊(タマ)の宮には一揖一拝二拍手、数歌一回、 弥栄ましませ弥栄ましませと宣(の)り、二拍手、一拝一揖せよ、各々の霊様(おのもおのもみたま)には後で「ミタマのりと」するもよいぞ。八月二十日、一二(ひ つき)の


*一揖 えしゃく。胸の前に組み合わせた両手を前に出し、上下させて行う礼。(両手を組み合わせてするえしゃく。深揖は四十五度に身体を折る)



マツリの巻 帖(四〇七)

 旧九月八日からの誓の言葉知らすぞ。五三体(ごさんたい)の大神様五三体の大神様、天之日月(あめのひつき)の大神様、雨の神様、風の神様、岩の神様、荒の神様、地震の神様、地(クニ)の日月の大神様、世の元からの生神様(いきかみさま)、百々(もも) の神様の大前(おんまへ)に、日々弥栄の大息吹(おほいぶき)、御守護弥栄(ごしゅごいやさか)に御礼(おんれい)申し上げます。この度の三千世界の御神業、弥が上にも、千万弥栄(ちよろずいやさか)の御働き祈り上げます。三千世界の神々様、臣民人民一時も早く改心いたし大神様(おほかみ)の御心(みこころ)に添ひ奉り、地(くに)の日月の神と成りなりて、全(まった)き務め果たします様何卒(なにとぞ)御守護願ひ上げます。そがためこの身この霊(タマ)はいか様にでも御使ひ下さいませ、何卒三千世界の神々様、臣民人民が知らず知らずに犯 しました罪、穢(けがれ)、過(あやまち)は、神直日大直日(かむなほひおほなほひ)に見直し聞き直し下さいます様、特にお願ひ申上げます。元つ神えみためえみため。八月十日、一二


*産土様をお忘れなく



マツリの巻 第二十帖(四二四)

 神々様の大前に申し上げます。此の度の岩戸開きの御神業に尚一層の御活動願ひ上げます。大神様の大御心と御心併せなされ、いと高き神の能(はたらき)願ひ上げます。世界の民等が日々犯しました罪、穢、過(あやまち)は、何卒神直日大直日に見直し聞直し下さいまして、此の上ながらの御守護願ひ上げます。これは神々様への誓であるぞ。八月二十九日、ひつぐの神。



――― 補足 ――――


『祓清めの神様にお願して北、東、南、西、の順に柏手四つづつ打ちて祓ひ下されよ。(マツリの巻 第十四帖四一八)』
茲から右周り(時計回り)が祓え清めの回転



――― ここまで ――――